2022年1月1日土曜日

2022年1月1日の聖句

2022年の聖句:
イエス・キリストは言う:私のもとに来る人を、私は決して追い出さない。(ヨハネ6:37)

1月1日の聖句:
あなたの兄弟やあなたの母の息子、あるいはあなたの息子か娘、あるいはあなたの腕の中の妻、あるいは、あなたの人生と同じくらい大切な友人が「他の神々に仕えようではないか」とひそかに言っても、あなたはその者に同調してはならない。(申命記13:7,9)
イエスは言う:神の御心を行う人は誰でも、私の兄弟、姉妹、また母なのだ。(マルコ3:35)

新しい年を迎えました。今年も「日々の聖句」という小冊子が指定する聖書の御言葉に毎日耳を傾けます。ドイツのヘルンフート兄弟団という教会の人々が300年近く前から毎年編纂しています。ドイツ語の原題は「ローズンゲン」と言って、これは「ローズング」という単語の複数形です。ローズングは籤とか合い言葉という意味があります。約300年前、ヘルンフート兄弟団の危機の時代に、聖書の御言葉を合い言葉に、心を一つに結束してこの聞きに立ち向かおうといって始まったのだそうです。
主イエスさまは言われます。「私のもとに来る人を、私は決して追い出さない。」私たちもキリストに招かれ、決してキリストは私たちを追い出すことがありません。どのようなときにも、キリストは私たちの手を掴んで、放さないでくださいます。キリストは、ご自分のもとにいる者、ご自分のもとで神の御心をに生きる者を「私の兄弟、姉妹、また母」と呼びます。私たちもキリストの兄弟であり、姉妹であり、また母なのです!私たちはキリストの家族です。
ドイツでは正月をどのように過ごしているのか私は知りませんが、日本では、特別な時と受け止めて大事にしている人が多いのではないかと思います。家族の行事が多い時期です。そのことで嬉しい思いをすることも多いでしょうが、哀しみを覚える人もいます。私たちはどのような家族の関係の中に生きていても、キリストの家族です。こういう季節であるからこそ、そのことを深く覚えましょう。私をご自分の兄弟と、私をご自分の姉妹と、私をご自分の母とまで呼んでくださるお方がおられる!驚くべき事実です。私たちはキリストの愛する家族としてこの新しい年を迎えました。
他の神々に仕え、礼拝し、これを愛することはもはや出来ません。この世にはたくさんの神々の顔があります。魅力的な言説や楽しませてくれるいろいろな快楽があります。しかし私たちを自分の家族として愛してくれる神など、他にはいません。家族として、この私のために命までも献げてくださる神など、他にはいないのです。この新しいとし、私たちはキリストの圧倒的な愛によって生かされています。その事実はどのようなときにも揺らぐことがないのです。
この新しい年、聖書の御言葉を私たちの合言葉としてこの時を歩んで参りましょう。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...