2022年1月5日水曜日

2022年1月5日の聖句

主は言われる。「私は恵もうとする者を恵み、憐れもうとする者を憐れむ」。(出33:19)
あなたがたは私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでいたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためでした。(2コリント8:9)

主は富んでいたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、言葉を換えると、神の身分でありながらご自分を無にして、僕の身分になられた、ということです。主イエス・キリスト、神の子である方が貧しくなられた。神が人になられた。神の御許で栄光に輝いておられるはずの方が、飼い葉桶にお生まれになった。それは、主が御自ら貧しくなられることによって、私たちを豊かにするためだというのです。
この御言葉は、私たちはキリストに豊かにして頂いているという事実に気づかせます。この手紙を書いたパウロは、キリストの福音を宣べ伝えるためにいろいろなところを旅しました。その多くの場所で迫害されました。この手紙の宛先のコリント教会を初めとして、少なからず、仲間であるはずの教会の人々から非難されるということも味わいました。福音伝道をしたために当局にマークされ、投獄されたことや鞭打ちにされたこともありました。最後は殉教しました。そのパウロが、言うのです。私たちは豊かだ、キリストの貧しさが私たちを豊かにしてくださったのだ、と。
私たちは、自分の豊かさを知っているでしょうか。それを神さまに感謝しているでしょうか。神がくださったもの、備えてくださったものが私を生かしていると実感しているでしょうか。そして、キリストの貧しさ、つまり飼い葉桶に生まれ、十字架の死に至ったキリストの貧しさが、私を究極の命に生かしていること、神の前で豊かな者にしてくださっていることを知っているでしょうか。
今日、神の恵みを数えましょう。恐れや不満ではなく、私たちを生かす神の恵みを数えましょう。そして、神の前で生かされていることを喜び、神を賛美して今日一日を生きていきましょう。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...