2022年5月3日火曜日

2022年5月3日の聖句

歌え、主に新しい歌を、主の栄誉を
地の隅々で。(イザヤ42:10)
あなたがたは聞いた福音の希望に固執してください。それは世のいたるところで、空が続くかぎりどこまでも、告げられています。(コロサイ1:23)

本当にすばらしい御言葉が今日与えられています。今日の御言葉でわたしは特に「地の隅々で」「空が続くかぎりどこまでも」という言葉がとても好きです。主に新しい歌を献げ、主の栄誉を歌う。それを、私たちは空が続く限りどこまでも、地の隅々でもします。空の下、隅から隅にいたるまで、あらゆるところで。イザヤ書のこの御言葉が最初に語られた時、まさかそれから2500年以上経って、見たことも聞いたこともない遠い東の果ての国にも、主の栄誉をほめ歌う民が起こされることを、誰が想像したでしょうか。これを語る預言者や、この言葉を聞いた人々の思いをはるかに超えて、地の隅っこででも、私たちは新しい歌をうたって神を賛美しています。
「地の隅々」という言葉は、他のイメージも駆り立ています。「隅」は、中央ではありません。周縁です。真ん中にいられない人がいる場所です。真ん中は、この世的な価値観からして、あらゆる「良いもの」が集まる場所です。隅々に残るのは余り物であったり、いらないものです。あるいは、真ん中にいる人たちは、周縁から収奪したもので自分たちの豊かさを維持します。天然資源だったり、労働力だったり、食物だったり、いろいろなものを考えることができるでしょう。イザヤ書第42章が書かれた時代を考えると、神の民は隅々にいる賤民でした。しかし、聖書は言います。「歌え、主に新しい歌を、主の栄誉を、地の隅々で。」神さまは、私たちの口にも新しい歌を授けてくださいます。
「あなたがたは聞いた福音の希望に固執してください。それは世のいたるところで、空が続くかぎりどこまでも、告げられています。」この空の下、どこででも告げ知らされる福音の言葉、主イエス・キリストの福音の言葉は、どこででも、誰のことをも救う、神さまの力強い愛の言葉です。この福音の言葉に固執してください、とこの手紙を書いた使徒パウロは訴えます。私たちが例えどんなに賤しく、人から見捨てられるものであっとしても、神は私たちを救ってくださいます。この世界のどこにあっても、誰であっても、御心に留めてくださるキリストの福音だけに、今日、固執しましょう。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...