主が国々からーー東からも西からも、北からも南からもーー集めてくださった人々。その人々は主に感謝するであろう。その慈しみと、人の子らになされた奇しき業のゆえに。(詩編107:3,8)
東から西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に宴会の席に着く。(マタイ8:11)
東からも西からも、北からも南からも。主なる神様が国々から集めてくださった人々。その人たちが主にあって心を一つにし、主に感謝を献げ、主を礼拝する。そういう救いの幻を見ている。それが今朝の御言葉です。
国々は、旧約聖書を見ると基本的にはいつも戦争をしている敵同士です。その戦いをしているのはイスラエルであることもあるし、他の国同士が敵対している場面もあります。イスラエルがそれに巻き込まれるということもある。とてもではないが一つになる見込みがない、その可能性も感じられない。そういう人々。それが、東や西、北や南にいる人々であり、それらの間に挟まれながら敵対しているイスラエル自身です。
今も、東と西の間で戦争が起きています。ウクライナに対し、西からは武器や弾薬が提供され、東からは侵略の手が伸びている。北と南の間では、富む者が貧しい者から奪い取っている、搾取の構図がはっきりと固定されている。一体どうしたら戦争がなくなり、富の不平等が解決するのか、私たちには皆目分からない。
キリストが「時は満ち、神の国は近づいた」と宣言なさったのは、まさにこういう世界の只中です。私たちにはどうしても、どうすることもできなくなってしまったこの世界。私たち自身の罪が傷つけているこの世界。しかしキリストの言葉は響いています。「東から西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に宴会の席に着く。」主がかつて敵対していた者たちを呼び集め、一つの食卓に着かせてくださる。その真ん中で、キリストが肉を裂き、血を流しておられる。ご自分を和解のささげ物にしてくださいました。キリストこそ、私たちの結び目。私たちの平和です。
今日も、キリストの平和がありますように。私たちへの神の祝福を、私たちが確かに信じることができますように。
東から西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に宴会の席に着く。(マタイ8:11)
東からも西からも、北からも南からも。主なる神様が国々から集めてくださった人々。その人たちが主にあって心を一つにし、主に感謝を献げ、主を礼拝する。そういう救いの幻を見ている。それが今朝の御言葉です。
国々は、旧約聖書を見ると基本的にはいつも戦争をしている敵同士です。その戦いをしているのはイスラエルであることもあるし、他の国同士が敵対している場面もあります。イスラエルがそれに巻き込まれるということもある。とてもではないが一つになる見込みがない、その可能性も感じられない。そういう人々。それが、東や西、北や南にいる人々であり、それらの間に挟まれながら敵対しているイスラエル自身です。
今も、東と西の間で戦争が起きています。ウクライナに対し、西からは武器や弾薬が提供され、東からは侵略の手が伸びている。北と南の間では、富む者が貧しい者から奪い取っている、搾取の構図がはっきりと固定されている。一体どうしたら戦争がなくなり、富の不平等が解決するのか、私たちには皆目分からない。
キリストが「時は満ち、神の国は近づいた」と宣言なさったのは、まさにこういう世界の只中です。私たちにはどうしても、どうすることもできなくなってしまったこの世界。私たち自身の罪が傷つけているこの世界。しかしキリストの言葉は響いています。「東から西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に宴会の席に着く。」主がかつて敵対していた者たちを呼び集め、一つの食卓に着かせてくださる。その真ん中で、キリストが肉を裂き、血を流しておられる。ご自分を和解のささげ物にしてくださいました。キリストこそ、私たちの結び目。私たちの平和です。
今日も、キリストの平和がありますように。私たちへの神の祝福を、私たちが確かに信じることができますように。