2024年6月6日木曜日

2024年6月6日の聖句

恐れるな。私はあなたと共にいる。(イザヤ43:5)
ある夜のこと、主は幻の中でパウロにこう言われた。「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。私はあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。」(使徒18:9~10)

恐れるな、と神は私たちにお命じになります。「恐れるな、語り続けよ。黙っているな。」福音を証しし続けよ、と神はおっしゃるのです。福音は、私たちがそれを証しするのを待っています。神ご自身がそれを願っておられます。私たちがキリストの愛を証しし、隣人の前に証人として生きることを、神が望んでいてくださる。そのために「私はあなたと共にいる」と約束してくださいます。
毎日の生活の中で、神さまを信じるがゆえに喜んで生きること。神に祈るがゆえに絶望しないこと、悲しみの中でも深い喜びを知っていること。それは、証しの業です。私たちが神と共に生きるから勇気を持って歩みうること。それが、神が私たちに願っておられるキリストの福音の証言ではないでしょうか。
私たちの前に広がっている現実は、キリストの福音とは矛盾します。それは、2000年前からずっとそうです。パウロは「恐れるな」と言われました。恐れるべき現実、福音に逆らう現実が目の前にあったからです。しかし、神は必ず共にいてくださる。私たちはこの約束からしか得ることのできない慰めや喜びを知っています。神は必ず共にいてくださる。だから、私たちは目の前の現実の「ゆえに」ではなく、目の前の現実「にもかかわらず」福音を証しする。キリストの愛から私たちを引き離す者はどこにもいないからです。

2024年7月27日の聖句

貧しい人が(主に)永遠に忘れられ、苦しむ人の希望が滅びることは決してない。(詩編9:19) イエスは言われた。「貧しい人々は、幸いである。神の国はあなたがたのものである。」(ルカ6:20) 「貧しい人々は、幸いである」と主イエス・キリストは宣言なさいます。キリスト以外の一体誰にそ...