2024年10月19日土曜日

2024年10月19日の聖句

神よ、私が老いて白髪になってもどうか捨て去らないでください。
あなたの腕の業を、力強い業を来たるべきあらゆる代に語り伝えるその時まで。(詩編71:18)
アンナという女預言者がいた。彼女はやもめになり、八十四歳になっていた。そして神殿を離れず、夜も昼も断食と祈りをもって神に仕えていた。ちょうどその時、彼女も近づいてきて神に感謝を献げ、エルサレムの贖いを待ち望んでいる人々に幼子のことを語った。(ルカ2:36,37~38)

アンナ。この人がこれまでどのような人生を生きてきたのか、どのような信仰生活を送ってきたのか、それは分かりません。ただ聖書が伝えているのは、おとめの時に嫁いで、僅か七年で夫と死に別れたこと、その後はやもめとして生きてきたこと。それだけです。恐らく、夫を亡くした後、預言者として主のために仕えてきたのでしょう。このひとりの女性が幼子イエスと出会ったのです。
主イエスがお生まれになってすぐの時です。両親は律法に定められたとおりに幼子を主に献げるためにエルサレムの神殿へやって来た。彼らはそこでシメオンという人と出会います。シメオンはその幼子が神の備えてくださった万民のための救いだと言った。その時、一緒に幼子イエスと出会ったのがアンナでした。
アンナは本当に嬉しかったと思います。自分のこれまでの人生はこうして主イエスと出会うためのものだったと、喜んでそう思ったはずです。そしてアンナは幼子イエスとの出会いを自分だけのものにはせず、その喜びを証ししたのです。「ちょうどその時、彼女も近づいてきて神に感謝を献げ、エルサレムの贖いを待ち望んでいる人々に幼子のことを語った。」こうしてキリストの力強い御業が私たちの間に宣べ伝えられだしたのです。私たちも、そのような証人のひとりです。

2024年10月19日の聖句

神よ、私が老いて白髪になってもどうか捨て去らないでください。 あなたの腕の業を、力強い業を来たるべきあらゆる代に語り伝えるその時まで。(詩編71:18) アンナという女預言者がいた。彼女はやもめになり、八十四歳になっていた。そして神殿を離れず、夜も昼も断食と祈りをもって神に仕えて...