2024年12月7日土曜日

2024年12月7日の聖句

主は(カインに)言われた。「何ということをしたのか。あなたの弟の血が土の中から私に向かって叫んでいる。」(創世記4:10)
「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、すべて受け入れるに値します。私は、その罪人の頭です。(1テモテ1:15)

ブラッド・ダイヤモンドという映画があります。血塗られたダイヤモンド。日本を含む先進国で流通しているダイヤモンドは、実は産出国のたくさんの犠牲の上に採掘され、出回っているという現状を告発する映画です。そういう貴金属に限らず、私たちの生活は知らないところで他人に犠牲を強いているものなのかもしれません。食料にしても、衣類にしても、私たちが安く手に入れることができているのは、もしかしたらどこかの誰かが不当に安い賃金で働いているからなのかもしれません。
「何ということをしたのか。あなたの弟の血が土の中から私に向かって叫んでいる。」私たちの弟や妹であるべき人々の血が、土の中から叫んでいる。神に向かって叫んでいる。神はその声を決して聞き漏らすことがありません。
私たちは本当に罪深い存在です。生きているだけで他人の犠牲を強いているし、私たちは多くの時間そういうことに対して無関心で無頓着です。一体どうしてそんな私たちが生きていて良いのでしょうか。私たちは、ただキリストにある神の赦しに頼り、神に救って頂く以外に道がないのではないでしょうか。
「『キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた』という言葉は真実であり、すべて受け入れるに値します。私は、その罪人の頭です。」これは使徒パウロの言葉です。キリストの救いを信じ、そして自分こそ救われなければ生きられない罪人の先頭にいる、最大の罪人に他ならない。これは、パウロの本当に実感のこもった言葉。そして、私たち自身の言葉です。主よ、憐れんでください。私たちはひたすら、そう祈る。そして、少しでも愛の人として、そして日毎に悔い改める人として生かしてください、と願うものです。

2024年12月22日の聖句

今週の聖句: 主にあっていつも喜びなさい。主は近いのです。(フィリピ4:4,5b) 今日の聖句: あなたこそわが希望なる主。わが神よ、私は若い時からあなたに信頼しました。(詩編71:5) 私たちは、この希望のうちに救われているのです。現に見ている希望は希望ではありません。現に見て...