2019年10月27日日曜日

2019年10月27日(エレミヤ書51〜52)

今日の通読箇所:ヨハネによる福音書6:41~71、エレミヤ書51~52

エレミヤ書51~52;
力によって地を造り、知恵によって世界を固く据えられた方。この方が英知によって天を広げられた。主が御声を発せられると、天の大水はとどろく。地の果てから雲を上らせ、雨のために稲妻を造り、風をその倉から送り出される。人は皆、愚かで知識がない。鋳物師は皆、偶像のゆえに恥をかく。鋳物の像は偽りにすぎず、その中には息がない。それらは空しく、嘲笑の的。刑罰の時には滅びてしまう。ヤコブの受ける分はこのようなものではない。その方は万物を形づくる方であり、イスラエルはその方ご自身の部族である。その名は万軍の主。(51:15~19)
イスラエルは主の民でありながら主を捨て、空しいものの後を追って自ら空しくなってしまいました。神ならぬものを神としてあがめ、欲望の奴隷になって国は混乱し、遂には滅んでしまいました。主の裁きを受けました。しかし、彼らを裁いた同じ主が、彼らを回復させてくださいます。裁きのための道具としたはずのバビロンを逆に裁いてでも、主は熱情をもってイスラエルを回復させてくださいます。
空しいもののために恥を受けてはならない、人間が造ったものに過ぎない像にひれ伏し、自分たちの欲望を神としてはならない。そう呼びかけます。そして、天と地とそこにあるすべてのものを造る力をもって、イスラエルを救ってくださいます。「お前たちは、私の民だ」と言って、ご自分のものとして、滅びるままにはさせておかれないのです。
この方は、私たちの神です。私たちは、ご自分の胸を焦がし、ご自分が痛んでまで私たちを救って下さるお方を「私の神、私たちの神」と信じ、この方の独り子を救い主と信じています。主よ、救ってください。主よ、憐れんでくさい。そう祈りつつ、今日一日の歩みを始めていきましょう。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...