2021年10月24日日曜日

2021年10月24日の聖句

私の霊があなたがたの中にとどまっている。恐れてはならない。(ハガイ2:5)
希望の神が、信仰によるすべての喜びと平安であなたがたを満たし、聖霊の力により希望にあふれさせてくださいますように。(ローマ15:13)

今日の旧約聖書の御言葉は、ハガイ書2:5の後半にあたります。前半も含めて見てみると、このように書かれています。「ここに、お前たちがエジプトを出たとき、わたしがお前たちと結んだ契約がある。私の霊があなたがたの中にとどまっている。恐れてはならない。」神さまの霊が私たちの内にとどまっているというのは、イスラエルの民がエジプトを出たときの契約に基づくことなのだ、と言っています。
ところで、ハガイ書の1:1を見てみると「ダレイオス王の第二年6月1日」と書かれています。ダレイオス王というのは、大体紀元前550年頃の人物です。ハガイはこの時代を生きた。これに対してイスラエルの人々がエジプトを出たのがいつ頃なのかを確定するのは難しいところもありますが、おおよそ紀元前13世紀頃と考えられます。つまり、ハガイの時代(ダレイオスの時代)から考えると、エジプトを出たときの神との契約というのは、900年近く前のことになります。とてつもなく昔です。しかし、神さまは今でも昔の約束に忠実であり、その契約に従って神の霊があなたたちの中にとどまっている、と言われるのです。
キリストの時代から現代まで2000年経ちました。しかし神さまの目から御覧になれば1000年も一日のようであり、一日も1000年のようだと言います。私たちの時間の尺度で測った時間の隔たりなど、神さまにとって何ほどのことでしょう。神さまの約束が古びたり、廃れたりしてしまうことなど、決していないのです。
神の霊が私たちの中にいる。それは、どのようなときにも神が私たちと共にいてくださるということです。信仰によるすべての喜びと平安で私たちを満たし、聖霊、神の霊の力によって私たちに希望をあふれさせてくださる、それが神の霊の私たちの中での働きです。私たちも神の霊の約束にあずかっているのです。
今日も、神の霊は私たちの中にいてくださいます。それは感じることではなくて、信じることです。この私にも神の霊が働いていてくださる。そのことを信じましょう。そして信仰に喜びに満たされて、今日という一日を歩んでいきましょう。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...