2022年7月19日火曜日

2022年7月19日の聖句

主の使いは主を畏れる者の周りに陣を敷き、彼らを助け出した。(詩編34:8)
主の天使が入ってきて、光が部屋を照らした。天使はペトロの脇をつついて起こし、「急いで起き上がりなさい」と言った。すると、鎖が彼の手から外れ落ちた。(使徒12:7)

旧約聖書の列王記にエリシャという預言者が登場します。あるとき、エリシャのいた町をアラムという外国軍が包囲したことがありました。エリシャの召使いは恐れ、エリシャに「どうしたらよいでしょう」と言って震え上がってしまいます。するとエリシャは言いました。「恐れることはない。私たちと共にいる者のほうが、彼らと共にいる者よりも多いのだ。」すると、主なる神さまがこの従者の目を開いてくださいます。彼は気づきました。「そこで彼が見てみると、山やエリシャを取り囲む火の馬と戦車で満ちていた。」主なる神さまは彼らを守ってくださいました。(列王記下第6章)
主なる神さまの守りは私たちの目には見えません。しかし、私たちは「主の使いは主を畏れる者の周りに陣を敷き、彼らを助け出した」という御言葉を信じています。必ず神さまは私たちに必要な助けを与えてくださるし、事実、天の軍勢が私たちを取り囲んでいる。私たちの目は開けていなくてそれが見えませんが、神さまは必ず私たちを支えてくださっています。
今日の新約聖書では、使徒ペトロに起こった出来事が伝えられています。「主の天使が入ってきて、光が部屋を照らした。天使はペトロの脇をつついて起こし、『急いで起き上がりなさい』と言った。すると、鎖が彼の手から外れ落ちた。」天使がペトロのいる部屋に入ってきたと書かれていますが、この「部屋」というのは、牢獄のことです。ペトロは牢獄で二本の鎖につながれていました。そこには二人の番兵が立って見張っていた。ところが主の天使がペトロのところに来て、鎖を外し、彼を牢の外へ連れ出しました。ペトロは牢から出てきた。教会の仲間たちもそのことが信じられず、喜びのあまりに気が変になったのかとさえ思うほどでした。
神さまの助けは私たちの目には見えません。私たちの願いを超えている。例えそこが牢獄であったとしても、例え鎖につながれていたとしても、神さまは私たちを起こすことがおできになるし、私たちを自由にすることがおできになる。教会の仲間でさえも信じることのできないほどのことを、神さまはなさいます。
今日、私たちの目にはそれが見えなくても、天の軍勢が私たちを取り囲んでいます。私たちを揺り起こし、目を開き、私たちを立たせ自由にするために、神は私たちと共にいてくださいます。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...