2022年9月21日水曜日

2022年9月21日の聖句

主をほめ歌え、主は大いなることをされた。これを全地に知らせよ。(イザヤ12:5)
パウロとバルナバはアンティオキアに到着すると教会の人々を集めて、神が彼らを通じて行われたすべてのことと、諸国の民に信仰の門を開いてくださったことを報告した。(使徒14:27)

今日の新約聖書の御言葉は、パウロとバルナバが宣教旅行から帰ってきたときのことを伝えています。彼らをこの旅に送り出した母教会は、アンティオキア教会。この教会について、使徒言行録は「そこは、二人が今成し遂げた働きをするようにと、神の恵みに委ねられて送り出された所である」と伝えています。パウロとバルナバはこの教会から神の恵みに委ねられて宣教の旅に派遣されました。これは決定的な出来事でした。旧約聖書から始まって、これまでの間、主なる神さまを信じる信仰は基本的にはユダヤ人の信仰でした。ところがキリストは全世界へと福音を宣べ伝えるようにと命じ、遂に教会はその言葉の通り、ユダヤ人ではない人々、つまり異邦人にも福音を伝えた。パウロとバルナバの旅はそのための旅でした。
「パウロとバルナバはアンティオキアに到着すると教会の人々を集めて、神が彼らを通じて行われたすべてのことと、諸国の民に信仰の門を開いてくださったことを報告した。」
今や、諸国の民に信仰の門が開かれたのです。だからこそ、ユダヤから場所も文化も時代も遠く隔たった私たちにまで、福音が届けられました。
「主をほめ歌え、主は大いなることをされた。これを全地に知らせよ。」この詩編は、福音の事実への驚きと喜びです。「主は大いなることをされた。」私たちは、他の一切のありとあらゆること、どのようなことよりも大いなる神さまの御業を仰ぎました。主イエス・キリストの出来事です。これを仰ぎ、賛美し、この福音の事実によって救われるのは、全地に生きるすべての民です。私たちも全地の民の末席に座って神をほめたたえています。
今日、私たちは大いなるキリストの御業を覚えて、神を賛美しましょう。そのとき、私たちは全世界の神の民とつながって、一緒になって神を賛美しています。このような福音から遠く離れたわたしの所にまで、キリストの命の知らせがもたらされたのです。

2024年4月23日の聖句

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