2023年2月4日土曜日

2023年2月4日の聖句

ヤコブの誓い:そこで私は、あなたが与えてくださるすべてのものの十分の一をあなたに献げます。(創世記28:22)
わずかだけ蒔く者はわずかだけ刈り入れ、豊かに蒔く者は豊かに刈り入れます。(2コリント9:6)

献金を考えるときに大切なことは、献金のあまりで生活をする、という考え方だと思います。お給料を頂いて一ヶ月生活をして、貯金もして、その余りを出すというのは献金ではない。お給料を頂いたらまず神さまに献げるものを取り分け、その余りで自分の生活をするという順序の転換が大事です。すべては神さまのもの。自分で稼いできたようであっても、働くことのできる健康も、働くための能力も、これまでの人生の巡り合わせも、全て神さまが与えてくださいました。私たちが生きるために必要なものの全部は、神さまが下さったものです。だから、献金は、自分の得たものの一部が神さまの取り分ということではなく、自分の手にあるすべては神のものだという信仰告白の表現です。ですから、今日の旧約にある「十分の一」というのも、後の九割は好きにしていいということではなく、全部が神のものであるという代表としての十分の一です。
神さまは私たちが生きるために必要なものを全部準備してくださっています。その基本的な信頼、それが私たちの生活に実際的な意味を持つ信仰です。
今日の旧約に書かれたヤコブの言葉は、ヤコブが兄エサウから祝福を奪い取り、家にいられなくなって遠い伯父の家に逃れたときのものです。ベテルでヤコブは神と出会いました。アブラハム、イサクに与えたこの土地をあなたとあなたの子孫に与えるという約束をヤコブ自身が聞きました。その場所でヤコブは神を礼拝し、「そこで私は、あなたが与えてくださるすべてのものの十分の一をあなたに献げます」と約束しました。この出来事が私たちに伝えているのは、献金は神の恵みへの応答だということです。ヤコブは家族とも一緒にいられなくなり、プラスマイナスゼロではなく、完全なマイナスの状態で神と出会いました。そのような私をも神は見捨てず、約束の中に置いてくださっているという事実を知らされて、自分自身を神に献げることを誓った。神の恵みが先にあります。
神さまは私たちに必要なものを必ず準備してくださいます。そのことを信じ、大胆に神さまの御前に生きていきましょう。必ず、神さまは天の窓を開いて私たちを恵んでくださいます。

2024年4月24日の聖句

恐れるな、もはや恥を受けることはないから。(イザヤ54:4) 天使は女たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。」(マタイ28:5~6) 「あの方は、ここにはおられない。」最初のイースターの朝...