2024年8月2日金曜日

2024年8月2日の聖句

(神よ、)あなたは地を震わせ、引き裂かれました。どうかその裂け目を癒やしてください。地が揺らいでいるのです。(詩編60:4)
弟子たちはイエスを起こして、「先生、私たちが溺れ死んでも、構わないのですか」と言った。イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ、静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。(マルコ4:36~39)

ダビデ王があるとき、王として過ちを犯したことがありました。神がお怒りになり、ダビデに裁きを告げます。ダビデに神はこのように問いかけました。「七年間の飢饉があなたの国を襲うことか。三ヶ月間、敵の前を逃げ回り、敵に負われることか。三日間、あなたの国に疫病が起こることか。」その内のどれにするかを選べ、と言うのです。それに対してダビデ王はこのように答えました。「大変な苦しみだ。主の手に陥らせてほしい。主の憐れみは深い。人の手には陥りたくない。(サム下24:14)」こうして、ダビデは主ご自身の手でくだされる罰を選び、疫病に疫病が蔓延しました。
この災い自体は大変な苦しみです。しかしここには、私たちのような現代を生きる者が失っている知恵があるように思います。私たちは、震災や疫病のような苦しみに遭うと、すぐに神を否定し、呪うような言葉を口にします。神がおられるのに何でこのようなことが?神は何をしているのか?そんな神は信じるに値しないのではないか?
今日の旧約の言葉ではこのように言っています。「あなたは地を震わせ、引き裂かれました。どうかその裂け目を癒やしてください。地が揺らいでいるのです。」神ご自身の手で揺らいでいるからこそ、その裂け目を癒やすこともこのお方にはおできになる。そう信じています。神の御手による災いであるからこそ、主のあわれみの深さにすがることができる。私たちの失った絶対的な信頼が、ここにあるのではないでしょうか。
神は、湖を「黙れ、静まれ」と言って叱り、凪にすることがおできになる方です。その力がある。私たちはこの力ある方が慈しみに満ちたお方であることを信じましょう。私たちに分からないことや恐ろしいことをも、神の憐れみにすがりつつ御手に委ねる知恵を持ちましょう。神の憐れみは深い。人間よりもずっと深い。この方こそ、私たちを心配し、私たちを癒やし、救ってくださるお方です。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...